あまみ‐はぎ【火斑剝ぎ】
《「あまみ」はたき火にあたって足にできる斑点のこと》東北・北陸地方の正月行事。小正月に、鬼などの姿をした若者が各戸を回り、火にあたってばかりいる怠け者をいさめたり、子供をおどしたりするもの。秋田...
インブリーディング【inbreeding】
同系交配。近親交配。生物の交配のうち、同一系統間の交配。自家受粉など。⇔インターブリード。
うめがわ【梅川】
浄瑠璃「冥途(めいど)の飛脚」、および同系統の浄瑠璃・歌舞伎などに登場する主人公。大坂新町の遊女で、300両の封印切りの大罪を犯した飛脚業の忠兵衛に身請けされ、新口村(にのくちむら)へ駆け落ちする。
ウラルアルタイ‐ごぞく【ウラルアルタイ語族】
《Ural-Altaic》ウラル語族とアルタイ諸語は同系統であろうという仮定に立った両者の総称。19世紀以来この説は繰り返されているが、まだ証明されるには至っていない。
ウラル‐ごぞく【ウラル語族】
スカンジナビア・中部ヨーロッパ・ロシア連邦などに分布する語族。フィン‐ウゴル語派とサモイェード語派とに大別され、前者にはフィンランド語・ハンガリー語などが含まれる。インド‐ヨーロッパ語族、あるい...
ウード【(アラビア)‘ūd】
アラブ諸国で用いる撥弦楽器。半球形の胴に棹(さお)が付き、8〜14本の弦を2本ずつ同音に調弦し、鳥の羽の軸ではじいて演奏する。アラブ音楽の中心的楽器で、リュート・琵琶(びわ)と同系といわれる。
かなざわ‐しょうざぶろう【金沢庄三郎】
[1872〜1967]言語学者。大阪の生まれ。比較言語学理論を導入し、日本語朝鮮語同系論を唱えた。著「日韓両国語同系論」「日本文法新論」、編著「広辞林」。
がんぴ‐し【雁皮紙】
ガンピの靭皮(じんぴ)繊維を原料とした和紙。質は密で光沢があり、湿気・虫害にも強く、古来「紙の王」とよばれて珍重される。鳥の子紙も同系統。斐紙(ひし)。
きかん‐てん【旗艦店】
《flagship shopの訳》各地に出した同系列の店の中で、そのブランドを代表して中心的な存在となる店。
きんしん‐こうはい【近親交配】
同系交配の一。近親間で行う交配。家畜の改良に用い、目標とする形質についてホモ接合体の出現を高める。