ふき‐おろ・す【吹(き)下ろす】
[動サ五(四)]風が高い方から低い所へ向かって吹く。「峰から冷たい風が—・す」
ふき‐かえ【吹(き)替え】
1 貨幣や金属器具などを鋳なおすこと。改鋳。 2 歌舞伎の早替わりなどで、両役が同時に舞台に出るとき、一方をその俳優に似せた他の俳優が演ずること。また、その身代わりの俳優。 3 映画やテレビなど...
ふき‐かえし【吹(き)返し】
1 風が向きを変えて、今までと反対の方から吹くこと。また、その風。 2 《「ふきがえし」とも》兜(かぶと)の部分の名。錏(しころ)の両端が眉庇(まびさし)の左右に耳のように出て後方へ反っている所...
ふき‐かえ・す【吹(き)返す】
[動サ五(四)] 1 風などが吹いて、物を裏返しにする。「枯れ葉を—・す」 2 風が吹いてもとの所・状態に戻す。吹きもどす。「小船が岸辺に—・された」 3 再び呼吸をしはじめる。蘇生する。「息を...
ふき‐か・える【吹(き)替える】
[動ア下一][文]ふきか・ふ[ハ下二] 1 貨幣や金属製品などを鋳なおす。改鋳する。「銭貨を—・える」 2 外国映画・テレビなどのせりふを自国語で吹き込む。「アメリカ映画を日本語に—・える」 3...
ふき‐か・ける【吹(き)掛ける】
[動カ下一][文]ふきか・く[カ下二] 1 息や霧状にした液体などを物にかける。「鏡に息を—・ける」 2 争いなどを無理にしかける。ふっかける。「難題を—・ける」 3 大げさに言う。また、値段を...
ふき‐がたり【吹き語り】
自分のことを自慢げに話すこと。「かかることなどぞみづから言ふは、—などにもあり」〈枕・二七八〉
ふき‐がわ【吹き皮/鞴】
「ふいご」に同じ。〈和名抄〉
ふき‐ぐち【吹(き)口】
1 風などの吹きはじめ。「秋風の—」 2 笛などを吹くときの手際。吹き方。 3 笛などの管楽器で、吹くときに唇を当てて息を吹き込むところ。歌口(うたぐち)。マウスピース。
ふき‐け・す【吹(き)消す】
[動サ五(四)]吹いて火を消す。「ケーキのろうそくを—・す」