ごす‐あおえ【呉須青絵】
呉須赤絵と同じ製法で、青を基調としたもの。青呉須。
ごす‐あかえ【呉須赤絵】
呉須手(ごすで)の五彩磁器。赤を基調とした奔放な上絵付けがあるもの。赤呉須。
ごす‐そめつけ【呉須染(め)付け】
呉須手(ごすで)の染め付け。下絵はくすんだ藍色を呈する。
ごす‐で【呉須手】
中国の江西・福建・広東(カントン)地方の民窯で明末から清初にかけて大量に焼かれた粗製の磁器。また、その様式。素地は厚ぼったく灰白色で、奔放な絵模様がある。呉須染め付け・呉須赤絵・呉須青絵などがあ...
ご‐せいげん【呉清源】
[1914〜2014]囲碁棋士。九段。中国福建省の生まれ。昭和3年(1928)来日。昭和8年(1933)木谷(きたに)実とともに速度と中央への勢力を重視する「新布石」を発表し、注目を集める。十番...
ごそしちこく‐の‐らん【呉楚七国の乱】
前154年、諸侯の領土を削減した前漢の景帝に対し、呉・楚を中心に趙(ちょう)・膠西(こうせい)・膠東・菑川(しせん)・済南の7王国が起こした反乱。3か月で鎮定され、諸王侯の力は弱まり、皇帝の中央...
ご‐ちく【呉竹】
「胡竹(こちく)」に同じ。
ご‐てん【呉天】
《呉の国が中央から遠く離れていたところからという》遠い異郷の地。「—に白髪の恨みを重ぬといへども」〈奥の細道〉
ご‐は【呉派】
中国、明代中期以降の画派。沈周(しんしゅう)を祖とし、文徴明・董其昌(とうきしょう)など、南宗画を復活・展開した文人画家たちをいう。→浙派(せっぱ)
ご‐ふく【呉服】
1 和服用織物の総称。反物。 2 太物(ふともの)に対して、絹織物の称。 3 古代中国、呉の国から伝わった織り方によって作った綾などの織物。くれはとり。