から‐はじかみ【唐薑/呉茱萸】
ゴシュユの古名。〈本草和名〉
くりゃ・る【呉りゃる】
[動ラ四]《「く(呉)れやる」の音変化》 1 「くれる」に軽い尊敬の意を添える。くださる。「そなたのお戻りやるを待ちかねたほどに、いとまを—・れ」〈虎明狂・箕被〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に...
く・る【呉る】
[動ラ下二]「く(呉)れる」の文語形。
くれ【呉】
1 中国春秋時代の呉(ご)の国。転じて、中国のこと。 2 広く、中国から伝来した事物に冠していう語。他の名詞の上に付いて複合語をつくる。「—竹」「—楽」
くれ【呉】
広島県南西部の市。もと軍港で、海軍鎮守府があった。造船業・重工業が盛ん。人口24.0万(2010)。
くれ【呉】
姓氏の一。 [補説]「呉」姓の人物呉茂一(くれしげいち)呉秀三(くれしゅうぞう)
くれ‐がく【呉楽】
中国古代の呉(ご)の国で行われたという楽舞。伎楽(ぎがく)の別称。くれのがく。
くれ‐ぐれ【呉呉】
[副]繰り返し繰り返しするさま。念を入れるさま。「決して素生を明かしてくれるなと—お頼みでしたから」〈鉄腸・花間鶯〉
くれぐれ‐も【呉呉も】
[副] 1 何度も心をこめて依頼・懇願したり、忠告したりするさま。「—お大事に」 2 何度考えても。かえすがえす。「—嬉しきものにかの時の訓戒を記して」〈露伴・いさなとり〉
くれ‐こう【呉港】
広島県呉市にある港。重要港湾の一で、管理者は呉市。明治22年(1889)鎮守府が置かれ、軍港として発達。現在は工業港・フェリー発着場。