くれ【呉】
1 中国春秋時代の呉(ご)の国。転じて、中国のこと。 2 広く、中国から伝来した事物に冠していう語。他の名詞の上に付いて複合語をつくる。「—竹」「—楽」
くれ【呉】
広島県南西部の市。もと軍港で、海軍鎮守府があった。造船業・重工業が盛ん。人口24.0万(2010)。
くれ【呉】
姓氏の一。 [補説]「呉」姓の人物呉茂一(くれしげいち)呉秀三(くれしゅうぞう)
くれ‐ぐれ【呉呉】
[副]繰り返し繰り返しするさま。念を入れるさま。「決して素生を明かしてくれるなと—お頼みでしたから」〈鉄腸・花間鶯〉
ご【呉】
中国の国名。 春秋時代の列国の一。揚子江下流地方を領有。都は呉(蘇州)。前6世紀ごろから強大となり楚を脅かしたが、前473年、夫差(ふさ)の時、越王勾践(こうせん)に滅ぼされた。 三国の一。...
ご【呉】
[常用漢字] [音]ゴ(呉)(漢) [訓]くれ くれる 1 古代中国の国名。今の江蘇省・浙江(せっこう)省一帯。「呉越・呉音」 2 中国のこと。「呉服」 [名のり]くに
ちん‐ご【陳呉】
「陳勝呉広(ちんしょうごこう)」の略。
なご【奈呉/奈古/那古/名児】
大阪市住吉区の住吉大社の西にあった海岸付近の古名。[歌枕]「住吉(すみのえ)の—の浜辺に馬立てて玉拾(ひり)ひしく常忘らえず」〈万・一一五三〉 富山県新湊(しんみなと)市の放生津江(ほうじょ...