こと‐ざ【琴座】
北天の星座の一。8月下旬の午後8時ごろ南中し、天頂近くに見える。天の川の西岸にあり、α(アルファ)星は光度0.0等のベガ(織女星)、β(ベータ)星は周期12.9日の食変光星。環状星雲も含まれる。...
コホーテク‐すいせい【コホーテク彗星】
1973年3月、チェコスロバキアのルボシュ=コホーテクが発見した非周期彗星。翌年1月に地球に接近し、肉眼でも観測された。発見当初、大彗星になると予想されたが、最も増光した時でも3等級程度だった。
こゆう‐しゅうき【固有周期】
物体が自由振動するとき、揺れが一往復するのにかかる時間。固有振動数の逆数。その物体が最も揺れやすい周期で、物体の性質によって固有の値をとる。 [補説]木造家屋の固有周期は1秒以下、超高層ビルでは...
コンドラチェフ‐の‐なみ【コンドラチェフの波】
18世紀以来の物価・利子率・生産量などの動きにみられる50〜60年を周期とする波動。その理論を主張した旧ソ連の経済学者コンドラチェフの名にちなむ。→景気循環
ごくたんしゅうき‐じしんどう【極短周期地震動】
周期が0.5秒以下の地震動。屋内の家具や物などが共振しやすく、人が強い揺れを感じる。→短周期地震動
ゴブリン【goblin】
1 ヨーロッパの伝説などに登場する小鬼。 2 (Goblin)太陽系外縁天体の一。小惑星センターによる仮符号2015TG387を割り当てられた同天体の愛称。2015年、カーネギー研究所の観測チー...
サイクル【cycle】
1 循環過程。周期。また、その度数。 2 振動数(周波数)の単位。1サイクルは1秒間に1振動数をいい、1ヘルツ。記号c/s, c 3 自転車。「—レース」
さいさ‐うんどう【歳差運動】
1 地球の自転軸が、黄道面に垂直な線のまわりを、周期約2万5800年で首振り運動をすること。地球の赤道面が黄道面に対して約23.4度傾いているのと、地球の赤道部が膨れているため、月・太陽から自転...
さいぼう‐しゅうき【細胞周期】
細胞分裂で生じた細胞(娘細胞)が母細胞となり、再び細胞分裂するまでの過程。分裂周期。 [補説]細胞の核内でDNA合成の準備が行われるG1期、DNA合成が起こるS期、細胞分裂の準備が行われるG2期...
サロス‐しゅうき【サロス周期】
《saros cycle》日食・月食の周期。18年11日を周期としてほぼ同じ状況で起こる。前600年ごろ、カルデア人が発見。カルデア周期。