フーリエ‐へんかん【フーリエ変換】
主に、与えられた関数を別の周期関数に分解して表現する際に用いられる変換。ある信号に含まれる周波数成分の解析など、通信・画像処理などさまざまな分野で広く利用される。FT(Fourier trans...
ブラックバーン‐の‐ふりこ【ブラックバーンの振り子】
《Blackburn's pendulum》上端2か所を固定してY字形に糸を張った振り子。下端のおもりは、周期が異なる互いに垂直な二つの単振動を合成した軌道をとる。このとき、おもりが描く曲線はリ...
ブラッグ‐じょうけん【ブラッグ条件】
結晶のような周期的な構造をもつ物質に対して回折が生じる条件。結晶格子の各格子面からの反射波が強め合う条件を指し、格子面と入射波のなす角度をθ(シータ)、入射波の波長をλ(ラムダ)、格子面の間隔を...
ぶんこう‐れんせい【分光連星】
望遠鏡では分離して見えないが、恒星のスペクトルの吸収線に現れる周期的変化によって確かめられる連星。スピカなど。→連星
ぶん‐ちょう【分潮】
潮位変動の主要因である天体による潮汐力を、個々の周期変動に分離したもの。それぞれ一定周期の正弦曲線で表される。これら分潮の和と地形による非線形的な効果や気象条件などを加えることで、潮位変化が計算...
ぶんれつ‐しゅうき【分裂周期】
⇒細胞周期
プラノバール【Planovar】
黄体ホルモンのノルゲストレルと卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールを配合した混合ホルモン剤。女性ホルモンのバランスを調え、月経の量や周期の異常などを改善する。緊急避妊法のヤッペ法にも使用される...
プロテイン‐ホスファターゼ【protein phosphatase】
リン酸化されたたんぱく質を脱リン酸化する酵素。加水分解によってたんぱく質からリン酸基を除去する。チロシン残基に作用するもの(チロシンホスファターゼ)とセリンやトレオニンの残基に作用するもの(セリ...
へんこう‐せい【変光星】
明るさが変わる恒星。連星が互いに他を隠すために変光する食変光星と、恒星自体の膨張収縮による脈動変光星とがある。変光の周期は数時間から数年まであり、また、不規則なものもある。
ヘール‐の‐ほうそく【ヘールの法則】
太陽磁場の極性が約22年周期で反転して元に戻るという法則。その周期は黒点相対数が約11年周期で変化するシュワーベ周期の2回分に等しい。米国の天文学者ジョージ=ヘールが発見した。