みず‐いも【水芋】
1 サトイモで、水辺に栽培するもの。田芋。 2 サツマイモで、水けが多く甘味の少ないもの。
みず‐うちわ【水団扇】
透けるように薄い雁皮紙(がんぴし)に、ニスを塗って作られたうちわ。耐水性が高い。水でぬらしてあおぐことで、涼味を楽しむもの。岐阜の特産。→岐阜団扇
みずかけむこ【水掛聟】
狂言。田畑の水争いで舅(しゅうと)と聟がけんかになり、そこへ来た娘が夫の味方をして舅を倒す。
みず‐くさ・い【水臭い】
[形][文]みづくさ・し[ク] 1 水分が多くて味が薄い。水っぽい。「—・い酒」 2 よそよそしい。他人行儀である。「婚約を隠すような—・いまねはよせ」
みずだし‐コーヒー【水出しコーヒー】
水で入れたコーヒー。時間がかかるが、苦みが少なく味の濃いコーヒーになる。ウオータードリップ。ダッチコーヒー。
みず‐ぢょうし【水調子】
《「みずちょうし」とも》三味線の弦をゆるく張り、調子を特に低くしたもの。
みずっ‐ぽ・い【水っぽい】
[形]水けを含んでいる。水分が多くて味が薄い。「—・いカレー」 [派生]みずっぽさ[名]
みず‐に【水煮】
[名](スル)魚・野菜などを味付けせず、水だけ、または薄い塩水で煮ること。また、その煮たもの。「たけのこを—する」
みず‐パイプ【水パイプ】
喫煙具の一。タバコの煙が水筒の中の水を通って吸い込まれるようにしたもの。ニコチン・タールが水に溶け、味が柔らかくなる。
水(みず)も溜(た)まらず
刀剣で鮮やかに切るさま。また、切れ味のよいさま。「—打ち落す」〈浄・手習鑑〉