よび‐がね【呼(び)鐘/喚び鐘】
1 「喚鐘(かんしょう)1」に同じ。 2 召使いなどを呼ぶときに鳴らす鐘。
よび‐こ【呼(び)子】
人を呼ぶ合図に吹く小さな笛。よぶこ。よぶこのふえ。
よび‐ごえ【呼(び)声】
《古くは「よびこえ」》 1 呼ぶ声。呼びたてる声。「金魚売りの—」 2 人選・任命などについての評判。名声。 3 名前。呼び名。「うかとした—はいやでござある」〈咄・醒睡笑・二〉
よび‐すて【呼(び)捨て】
《「よびずて」とも》人の名を「君」「様」「さん」などの敬称をつけずに呼ぶこと。よびつけ。「部下を—にする」
よび‐た・てる【呼(び)立てる】
[動タ下一][文]よびた・つ[タ下二] 1 声を張り上げて呼ぶ。「名前を—・てる」 2 呼んでわざわざ来させる。呼び寄せる。「—・てて申しわけない」「その都度母を—・てて、力を藉(か)りる事もあ...
よび‐つ・ぐ【呼び次ぐ】
[動ガ四]次々に伝えて呼ぶ。「旦那お帰りと、下部が—・ぐ声につれ」〈浄・矢口渡〉
よび‐つづ・ける【呼(び)続ける】
[動カ下一][文]よびつづ・く[カ下二]続けて呼ぶ。「わが子の名前を—・ける」
よび‐と・る【呼び取る】
[動ラ四]そば近くに呼ぶ。呼び寄せる。「翁を—・りて言ふやう」〈竹取〉
よび‐どき【呼び時】
1 呼ぶのに都合のよい時。呼ぶ潮時。 2 結婚にふさわしい年齢。特に、嫁をとるべき年ごろ。「その弟に—になり」〈浮・一代女・四〉
よび‐なら・す【呼(び)慣らす/呼び馴らす】
[動サ五(四)]そう呼ぶのを習慣とする。いつもそう呼ぶ。「先輩を兄貴と—・す」