かいず
クロダイの若魚。関東や和歌山の地方でいう。《季 夏》
かいなん【海南】
和歌山県北西部、紀伊水道に面する市。黒江漆の産地。家庭日用品産業が盛ん。人口5.5万(2010)。 四国の別称。 中国南部の省。海南島を中心とする島嶼からなる。省都は海口。人口。828万(...
かい‐ぶん【回文/廻文】
1 複数の人に順に回して知らせるようにした手紙や通知。回状。まわしぶみ。かいもん。 2 和歌・俳諧などで、上から読んでも下から逆に読んでも同じ音になるように作ってある文句。「たけやぶやけた」の類...
か‐かい【歌会】
人々が集まって和歌を詠み、互いに発表する会。うたかい。
か‐かく【歌格】
1 和歌の規則、決まり。 2 和歌の風格。歌の姿・形。
か‐がく【歌学】
和歌に関する学問。和歌の本質・変遷・美的理念、作歌上のしきたりなどを研究し、訓詁(くんこ)・注解、歌集の校訂なども行う。平安中期以後に本格化した。
かがく‐かた【歌学方】
江戸幕府の職名。和歌に関する学問をつかさどった。元禄2年(1689)北村季吟・湖春の父子が任ぜられ、その後は北村家の世襲となる。
かきつばたずびょうぶ【燕子花図屏風】
江戸中期の画家、尾形光琳の代表作。紙本金地著色による六曲一双の屏風。「伊勢物語」の第9段、八橋の和歌を典拠とした作品。国宝。根津美術館蔵。燕子花図。
かき‐の‐もと【柿の本】
1 正統の和歌。また、それを詠む一派。歌聖柿本人麻呂にちなんで名づけた。 2 正統の連歌。有心(うしん)連歌。→栗の本
かきのもと‐の‐しゅう【柿の本の衆】
和歌的な優雅な連歌を作った人々の称。有心連歌衆。有心衆。→栗の本の衆「よき連歌を—と名づけられ、わろきをば栗の本の衆とて、別座に着きて」〈筑波問答〉