わ‐ほん【和本】
1 和紙を和とじで製本した本。⇔洋本。 2 主に日本語で書かれてある本。和書。
わ‐ぼうず【我坊主/和坊主】
[代]二人称の人代名詞。僧侶(そうりょ)に対して軽んじる気持ちをこめて用いる語。「やい—」〈虎明狂・呂蓮〉
わ‐ぼうちょう【和包丁】
主に日本料理で使われる包丁。出刃包丁や刺身包丁など。→洋包丁
わ‐ぼく【和睦】
[名](スル) 1 争いをやめて仲直りすること。和解。「—を結ぶ」「両国が—する」 2 親しみ合って仲よくすること。「君は国を憂へ、臣は家を忘る。君臣合体、上下—する者なり」〈著聞集・三〉
わ‐みこと【我尊/和尊】
[代]二人称の人代名詞。相手に向かって、親愛の気持ち、また軽い敬意をこめて用いる語。わぎみ。「此の立てる榲(すぎ)の木は、—の目には見ゆやと」〈今昔・二七・三七〉
わ‐みょう【和名/倭名】
わが国で古くから用いられている事物の呼称。日本名。わめい。
わみょうしょう【和名抄/倭名鈔】
⇒和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)
わみょうるいじゅしょう【和名類聚抄/倭名類聚鈔】
平安中期の漢和辞書。10巻本と20巻本とがある。源順(みなもとのしたごう)著。承平4年(934)ごろ成立。漢語を意義分類し、出典を記して意味と解説を付し、字音と和訓を示す。和名抄。倭名鈔。わみょ...
わ‐めい【和名】
1 「わみょう(和名)」に同じ。 2 動植物のラテン語による学名に対して、日本での呼び名。片仮名で表記する。日本名。
わ‐めん【和綿】
日本国内で昔から栽培されていたワタから作った綿。繊維が太く短い。弾力があり、ふとんの中綿に向く。わわた。