わた【綿/棉/草綿】
1 アオイ科ワタ属の植物の総称。古くから重要な繊維作物として栽培され、アジア綿(めん)・エジプト綿・海島綿・陸地綿などがある。日本では江戸時代から盛んになった。栽培されるのはインドワタの変種で、...
わだん
キク科の越年草。関東・東海地方の海岸に自生。高さ約30センチ。切ると白い乳液が出る。葉は楕円形で密に互生。秋、黄色い頭状花が密生して咲く。名は「わた(海)のな(菜)」の音変化ともいう。
わちがい‐そう【輪違草】
ナデシコ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約10センチ。葉は楕円形で、対生。5月ごろ、白色の5弁花が咲く。
わびすけ【侘助】
ツバキの一品種。花は一重で小さく、半開状に咲き、白・桃・紅色などのものがある。茶人に好まれ、茶花や庭木とされる。《季 冬》「—や障子の内の話し声/虚子」
わ‐りんご【和林檎】
バラ科の落葉高木。高さ約3メートル。春に白色の5弁花が咲き、秋に小形の実を結ぶ。中国の原産で、果樹としても栽培された。
わん‐ぴ【黄枇/黄皮木】
ミカン科の常緑小高木。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。4月ごろ白い花が咲き、初夏に黄色い小形の実を結ぶ。実は食用。中国南部の原産。