のど‐うた【喉歌】
低い声と高い声を同時に出す歌唱法。のどから出す低音とともに、舌や口腔(こうこう)で作り出した倍音を共鳴させる。中央アジアに分布し、モンゴル国のホーミー、トゥバ共和国のフーメイなどに代表される。
のど‐かぜ【喉風邪】
咽頭(いんとう)炎を起こす風邪。のどがはれたり痛んだりする。
喉(のど)から手(て)が◦出(で)る
欲しくてたまらないことをたとえていう。「—◦出るほど欲しい珍本」
喉(のど)が渇(かわ)・く
1 飲み物が欲しくなる。「炎天下を歩いて—・く」 2 人の持ち物をうらやみ、欲しがる。「あの刀、ええ欲しいこと欲しいこと、—・く」〈浄・百合若大臣〉
喉(のど)が鳴(な)・る
ごちそうを目の前にして、ひどく食べたくなる。「うまそうな匂いに—・る」
のど‐くさり【喉腐】
ネズミゴチの別名。
のど‐くび【喉頸】
1 首の前面の部分。のどのあたり。「—を絞める」 2 大事な所。急所。「ライバル会社の—を押さえる」
のど‐ぐろ【喉黒】
《「のどくろ」とも》スズキ科の海水魚アカムツの別名。
のど‐ごし【喉越し】
飲食物がのどを通っていくこと。また、そのときの感じ。「—のよいビール」
のど‐じまん【喉自慢】
1 声のよさや歌のうまさを自慢にすること。また、その人。 2 放送局などが催す歌唱コンクール。「町内—大会」