じゅうにんといろ【十人十色】
《原題Every Man in His Humour》ジョンソンの戯曲。1598年初演。気質喜劇の代表作のひとつ。
ジュノーとくじゃく【ジュノーと孔雀】
《原題Juno and the Paycock》オケーシーの戯曲。1924年、ダブリンのアベイ劇場にて初演。1922年から1923年のアイルランド内戦を背景に、貧民街に暮らす一家の姿を描いた悲喜劇。
じゆうをわれらに【自由を我等に】
《(フランス)À nous la liberté》フランスの映画。1931年作。監督はクレール。脱獄囚とその刑務所仲間が、自由を求めて旅に出るまでのいきさつを描いた喜劇。第1回ベネチア国際映画祭...
じょさんぷ【助産婦】
《原題、(ドイツ)Die Hebamme》ドイツの劇作家、ホーホフートによる戯曲。1972年の作品。喜劇。
ジョドレ【(フランス)Jodelet】
スカロンによる喜劇。1645年発表。喜劇俳優ジョドレを主人公とする。
じょ‐びらき【序開き】
1 物事の始まり。発端。「日本の外交の—でこそあれ」〈福沢・福翁自伝〉 2 江戸時代の歌舞伎で、三番叟(さんばそう)・脇狂言の次に演じられた一番目狂言の最初の一幕。本筋と無関係な短い喜劇で、下級...
ジングシュピール【(ドイツ)Singspiel】
18世紀後半から19世紀中ごろにかけて、ドイツで上演された音楽劇。オペラとは異なって対話が多く用いられ、明るく喜劇的な内容をもつものが多い。
スカラムーシュ【(フランス)Scaramouche】
イタリアの即興喜劇(コメディア‐デラルテ)の道化役。黒い衣装をつけ、ほらをふき、空いばりする臆病者。17世紀の名優フィオリリによって完成されたという。
スラップスティック【slapstick】
1 《道化師が相手役を打つ棒の意》どたばた喜劇。無声映画の時代に米国のマック=セネットが作りあげた喜劇のスタイル。スラップスティックコメディー。 2 打楽器の一。2枚の薄い板の端をちょうつがいで...
せいたい‐もしゃ【声帯模写】
《喜劇俳優の古川緑波(ふるかわろっぱ)の造語》有名人・芸能人などの声や口調などをまねる演芸。声色(こわいろ)。