目(め)を長(なが)く◦する
気を長くして見る。短気を起こさず、がまんして見る。「喧嘩になっては悪いと、—◦して居ました」〈滑・浮世風呂・前〉
やいと‐ぎょう【灸饗】
小児などに灸をすえるとき、苦痛の慰めや褒美として菓子や金銭などを与えること。また、その菓子や金銭。「—のかはり、喧嘩(けんくわ)の行司さすのかいやい」〈浄・歌祭文〉
湯屋(ゆや)の喧嘩(けんか)
《銭湯での喧嘩は湯水を掛け合うことから》水掛け論をしゃれていう語。
りょう‐せいばい【両成敗】
事情のいかんを問わず、事を起こした両方を罰すること。「喧嘩(けんか)—」
割(わ)って入(はい)・る
人や物の間に入り込む。「喧嘩している両人の間に—・る」