てんこう‐デリバティブ【天候デリバティブ】
《デリバティブは、金融派生商品の意》冷夏・暖冬・長雨などの異常気象によって企業や商店の受ける損失を補償する金融商品。損害保険各社が発売。事前に一定の料金を支払い、異常気象の種類や程度を設定し、そ...
デレバレッジ【deleverage】
レバレッジを効かせた取引において、資産価格の下落リスクを回避するために、資産を売却し、債務を圧縮すること。
データ‐ディクショナリー【data dictionary】
データに関する情報を収録した辞書。データベースを構成する各種データ項目の名称や意味を定義し、データ項目の意味上の重複を回避したり、データベースに整合性をもたせたりする役割をもつ。データ辞書。
といや‐しょうほう【問屋商法】
企業が海外に進出する際に、現地で行う業務は販売などのごく一部に限定し、その他の管理業務は本国で行う商法のこと。これにより、現地での課税を回避することができ、現地の税率が高い場合には節税メリットがある。
とばし【飛ばし】
1 とばすこと。とばす方法。 2 含み損が生じた資産を市場価格よりも高値で第三者に転売することによって損失を隠すこと。会社が保有する有価証券の時価が大幅に下落したとき、決算期の異なる他の会社に簿...
ドライ‐ベント【dry vent】
原子炉格納容器内の圧力が急上昇し緊急を要する場合に、格納容器内の空気を、圧力抑制プールを通さずに外部へ直接排出すること。格納容器内の放射性物質がプールの水で除染されず放出されることになるが、格納...
に・げる【逃げる】
[動ガ下一][文]に・ぐ[ガ下二] 1 捕まらないように、追って来るものの力の及ばない所に身を置く。「犯人は盗難車で—・げたらしい」「一目散に—・げる」 2 自由のきかない所や危険から抜け出して...
にじゅう‐かぜい【二重課税】
同一の納税者や同一の取引・事実に対して、同じ種類の租税が重複して課税されること。例えば、ある企業が外国で得た所得に対して、その国と国内の両方で法人税が課税されることなど。納税者に過重な税負担を課...
にじゅう‐ひかぜい【二重非課税】
多国籍企業が、居住地国と源泉地国のどちらでも課税されないこと。各国間の課税制度の違いや二重課税の回避を目的とする租税条約を濫用した、租税回避行為の一つ。
にちぎん‐とくゆう【日銀特融】
《「特融」は「特別融資」の略》日本銀行が、内閣総理大臣と財務大臣の要請を受け、経営不振に陥った金融機関に対してする無担保の融資。システミックリスク回避のために行われる。→最後の貸し手