まわり‐どお・い【回り遠い】
[形][文]まはりどほ・し[ク] 1 遠回しでもどかしい。まわりくどい。「僕は—・い物の言いようをするのは厭だから」〈鴎外・灰燼〉 2 遠回りである。「本道は—・し」〈浄・川中島〉
まわり‐ばしご【回り梯子】
螺旋(らせん)階段のこと。
まわり‐ばな【回り花】
茶道の七事式の一。主客ともに順に花を生ける式法。
まわり‐ばん【回り番】
1 順番で務めに当たること。輪番。「—で宿直をする」 2 見回りをする順番。また、その当番。「—につく」
まわり‐ひざ【回り膝】
正面を背にして座ったとき、左膝をつき、膝を軸にして、からだを回して正面を向くこと。
まわり‐ぶたい【回り舞台】
劇場の舞台で、中央の床を大きく円形に切り抜き、その部分を回転して場面転換させる装置。また、それを備えた舞台。歌舞伎舞台で発生した。
まわり‐ぶち【回り縁】
天井のまわりの壁と接する部分に取り付けた横木。天井回り縁。
回(まわ)り回(まわ)って
多くのところを次々に回っていって。「幹事役が—自分のところに来た」
まわり‐みち【回り道/回り路】
遠回りして行くこと。遠回りになる道。迂路(うろ)。「—になるが確実な方法」
まわり‐もち【回り持(ち)】
1 順番に受け持つこと。輪番。「議長を—にする」 2 めぐりめぐって自分のものになること。「金は天下の—」