エヌ‐ジー‐エフ【NGF】
《nerve growth factor》⇒神経成長因子
エピゾーム【episome】
染色体に組み込まれて増殖する状態と、細胞内で染色体と離れて独立に増殖する状態の両方をとる遺伝単位(遺伝的因子)。プラスミドの一種であり、溶原性ファージ、大腸菌の薬剤耐性因子やF因子などがその例。...
エフ‐ジー‐エフ【FGF】
《fibroblast growth factor》線維芽細胞増殖因子。このうち、ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子は褥瘡(じょくそう)、皮膚潰瘍の治療剤として利用されている。
エフ‐ビー‐エス【FBS】
《fetal bovine serum》ウシの胎児の血液からつくられた血清。胚の成長を促す因子を多く含み、動物細胞の細胞培養の培地に広く用いられる。ウシ胎児血清。
エム‐アイ‐エフ【MIF】
《Müllerian inhibitory factor》⇒ミュラー管抑制因子
エル‐アール‐エフ【LRF】
《luteinizing hormone-releasing factor》黄体形成ホルモン放出因子。LH-RH。
えんしょうせい‐サイトカイン【炎症性サイトカイン】
生体内で炎症反応を促進させるサイトカイン。免疫に関与し、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退する。マクロファージやリンパ球などさまざまな細胞から放出され、発熱や疼痛などの原因となる。腫瘍壊死因子・...
エンドセリン【endothelin】
血管内皮細胞から形成・放出される強力な血管収縮因子。昭和63年(1988)、真崎知生らにより発見された。21個のアミノ酸からなるペプチド。
カドヘリン【cadherin】
動物細胞間の接着に関与する細胞に固定された糖たんぱく質。接着因子の一つで、細胞間の接着部位に分布している。カドヘリン分子間の相互作用で細胞どうしを結合させる。
かびん‐しょう【過敏症】
普通は無害な花粉・粉塵(ふんじん)・薬品の特定の因子に敏感に反応し、身体の異常を起こす状態。アレルギー体質に多い。