二足(にそく)の草鞋(わらじ)を履(は)く
両立しえないような二つの職業を同一人が兼ねること。特に、江戸時代、博徒が捕吏を兼ねることをいった。現在では「会社員と作家の二足の草鞋を履く」など、両立が困難と思われるような職業を兼ねることにもいう。
にほん‐いくえいかい【日本育英会】
国の育英事業を行った特殊法人。昭和18年(1943)財団法人大日本育英会として設立。昭和19年(1944)日本育英会と名称を変更。経済的理由で就学困難な高等学校以上の優秀な学生・生徒に学資を貸与...
にょうい‐せっぱくかん【尿意切迫感】
抑えられないくらい強い尿意が急に起こり、我慢することが困難な状態。また、その感覚。
にんい‐だいりけいやく【任意代理契約】
一人暮らしの高齢者などが、将来、判断能力はあるが加齢や病気などで外出が困難になったときに、家族や信頼できる人など特定の人に、財産管理や療養看護に関する事務について代理権を付与する契約。財産管理等...
任(にん)重(おも)くして道(みち)遠(とお)し
《「論語」泰伯から》任務は重く、行くべき道は遠い。責任が重く、実行が困難であることのたとえ。
ねっしゃ‐びょう【熱射病】
高温多湿な環境下に長時間いたときなどに、身体の熱の放散が困難となり、体温が上がりすぎて起こる病気。不快・頻脈・頭痛・意識障害などが現れる。
のう‐きょう【膿胸】
胸膜腔に膿(うみ)がたまった状態。結核性のものと肺炎・肺化膿症・自然気胸などに併発するものとがあり、胸痛・呼吸困難・発熱・痰(たん)の増加などの症状がみられる。
のり‐き・る【乗(り)切る】
[動ラ五(四)] 1 乗ったままで向こうまで行ききる。「ヨットで大西洋を—・る」 2 困難・危機などを切り抜ける。「難局を—・る」 3 残らず乗る。また、十分に乗る。「全員バスに—・るのを待つ」...
のり‐こ・える【乗(り)越える】
[動ア下一][文]のりこ・ゆ[ヤ下二] 1 物の上を越えて、向こう側へ行く。「塀を—・えて侵入する」 2 先人の成しとげた仕事の水準などを追い越す。「師を—・える」 3 困難などを切り抜けて進む...
はい‐えん【肺炎】
肺に起こる炎症の総称。炎症の範囲から大葉性肺炎・気管支肺炎・間質性肺炎に分けられる。細菌・ウイルス・マイコプラズマ・クラミジアなどの感染によるものや、放射線・薬剤などに原因するものがあり、発熱・...