さ‐ぼう【砂防】
山地や海岸・河岸などの土砂の崩壊・流出を防止、あるいは調節すること。「—工事」
さぼう‐ダム【砂防ダム】
山地や渓流からの土砂の流出を防ぐために、山間部や渓流に設けるダム。土石流などによる土砂災害の防止を目的として設置する。→治山ダム
さらい【浚い/渫い】
土砂・ごみなどをさらうこと。さらえ。「どぶ—」
さら・う【浚う/渫う】
[動ワ五(ハ四)] 1 川や井戸などの底にたまる土砂やごみを取り除く。さらえる。「どぶを—・う」 2 容器などの中のものを残らず取り出す。さらえる。「鍋の残りを—・う」 [可能]さらえる [...
さんかく‐す【三角州/三角洲】
河水の運搬してきた土砂が河口付近に堆積(たいせき)してできた地形。デルタ。
さん‐こつ【山骨】
山の土砂が崩れ落ちて岩石の露出した所。また、その岩。
しぜん‐ていぼう【自然堤防】
氾濫原(はんらんげん)を流れる川の両側に、自然にできた堤防状の高まり。河水中の土砂が堆積(たいせき)してでき、下流部に多い。→後背湿地
しちがつ‐ごうう【七月豪雨】
1 平成30年(2018)6月末から7月初旬にかけて、西日本を中心に全国的に降り続いた大雨。前線と台風7号の影響により河川の氾濫、浸水害、土砂災害などが発生し、多数の死者・行方不明者を出した。西...
しまばらたいへん‐ひごめいわく【島原大変肥後迷惑】
寛政4年(1792)の雲仙岳噴火活動によって起こった災害。雲仙岳の東にある眉山(まゆやま)が火山性地震により山体崩壊を起こして島原に流出。さらに、有明海に流れ込んだ土砂は津波を発生させ、対岸の肥...
シャベル【shovel】
土砂・石炭・雪などをすくったり掘り起こしたりするのに用いる、さじ状の道具。ショベル。→スコップ [補説]東日本では大型のものをスコップ、小型のものをシャベルといい、逆に西日本では大型のものをシャ...