うんりゅうず【雲龍図】
京都の建仁寺方丈(国指定重要文化財)を飾っていた障壁画の一。安土桃山時代の画家、海北友松の水墨画。方丈に来る客が最初に入室する礼の間を飾っていた8面の襖絵。北面と西面、4面ずつを用いて、2匹の龍...
うんりゅう‐ひさきち【雲竜久吉】
[1823〜1891]幕末の力士。第10代横綱。筑後(ちくご)の人。本名、佐藤久吉。旧姓、塩塚。柳川藩のお抱え力士。横綱の土俵入りの雲竜型考案者といわれている。→第9代横綱秀ノ山 →第11代横綱...
えいがたいがいしょう【詠歌大概抄】
安土桃山時代の注釈書。6巻2冊。細川幽斎著。天正14年(1586)成立。「詠歌大概」の三条西実枝の講義による聞き書きと、「秀歌之体大略」の注解を収めたもの。詠歌大概聞書。
えいきゅう‐とうど【永久凍土】
一年じゅう地中温度がセ氏零度以下で常に凍結している土地。シベリア・カナダ・グリーンランドに広く分布。
えい‐ぎょう【営業】
[名](スル) 1 利益を得る目的で、継続的に事業を営むこと。また、その営み。特に、企業の販売活動をいう。「年中無休で—する」「—マン」 2 得意先を回って顔つなぎをし、商品の紹介、売り込みをす...
エイギル【Aegir】
土星の第36衛星。2004年に発見。名の由来は北欧神話の海神。非球形で平均直径は約6キロ。
えい‐ぐ【影供】
神仏や故人の像に供物をして祭ること。特に、中世に流行した人丸(ひとまる)影供のこと。みえいく。「土御門内大臣家に毎月に—せらるることの侍りし比(ころ)」〈無名抄〉
えい‐こさく【永小作】
他人の土地で長期間耕作や牧畜をする権利に基づいた小作制度。起源は江戸時代で、荒れた土地を開墾した者が、安い小作料で無期限の耕作権を認められたことによる。明治31年(1898)の民法施行後、50年...
えいしょう‐じ【英勝寺】
神奈川県鎌倉市にある浄土宗の尼寺。山号は東光山。開創は寛永13年(1636)、開山は玉峯清因(ぎょくほうせいいん)(徳川頼房の娘)で、代々水戸徳川家の娘が住持となる。阿仏尼の墓がある。
えい‐し・る【酔ひ痴る】
[動ラ下二]ひどく酔って物事の見境がつかなくなる。よいしれる。「ありとある上下(かみしも)、童まで—・れて」〈土佐〉