えいじごろし【嬰児殺し】
山本有三の戯曲。一幕。大正9年(1920)発表。生活苦から嬰児を絞殺した女土工と、それに同情しながらも彼女を連行する巡査を通じ、社会の矛盾をついたもの。
えい‐じゅ【衛戍】
軍隊が一つの土地に長く駐屯して警備・防衛の任に当たること。
えい‐じゅう【永住】
[名](スル)長く、ある土地に住み着くこと。死ぬまでその土地に住むこと。「ここを—の地と定める」「アメリカに—する」
えいせい‐ちゅうりつ【永世中立】
国家が国際法上、永久に他国間の戦争に関係しない義務を負うとともに、その独立と領土の保全を各国から永久に保障されている状態。永久中立。永世局外中立。→永世中立国
えいたい‐うり【永代売り】
中世における土地売却の方法。田畑などの土地を、期限を切らず永久に売り渡すこと。
えいたい‐しゃくちけん【永代借地権】
内地居留の外国人が一定の地代を支払えば、土地を半永久的に使用することができた権利。安政の仮条約で、土地所有を禁じる代替措置として定められ、明治時代の条約改正では、この消滅が重要課題となった。昭和...
えい‐たく【郢斲】
《「荘子」徐無鬼の、郢の人が鼻の先に土を薄く塗り、匠石という大工に斧(おの)で削り取らせたところ、鼻を少しも傷つけなかったという故事から》詩文の添削を人に請うときに用いる語。郢斧(えいふ)。「—...
えい‐でん【営田】
奈良・平安時代の土地耕作の形態。朝廷が耕作させた公営田(くえいでん)と、民間で開墾した私営田がある。
えいほう‐じ【永保寺】
岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺。山号は虎渓山。開創は正和2年(1313)、開山は夢窓疎石(むそうそせき)、開基は土岐頼氏。夢窓作の庭園は国指定名勝。観音堂・開山堂は国宝。
えい‐りょう【英領】
英国の領土。英国領。