おし【押し/圧し】
[名] 1 力を加えること。 ㋐上から重みをかけること。また、そのもの。おもし。「漬物に—をする」「ズボンの寝—」 ㋑相撲で、四つ身にならず手のひらを相手に当てて前へ進むこと。 2 無理にでも...
おし‐ころ・す【押(し)殺す/圧し殺す】
[動サ五(四)] 1 おさえつけて殺す。圧殺する。 2 感情などをおさえつけて、外へ表れないようにする。「笑いを—・す」「—・したような声」
おし‐だい【押し鯛/圧し鯛】
タイの身を酢に通してから塩をして押した食品。
おし‐ばこ【押(し)箱/圧し箱】
押し鮨(ずし)、特に箱鮨を作るときに用いる箱枠。中に鮨飯と具を入れて蓋(ふた)を当てて押して抜く。押し枠。
へし【圧し】
[名]《動詞「へ(圧)す」の連用形から》 1 圧力を加えること。押すこと。また、おもし。 2 手加工用鍛造工具の一。熱した金属に当ててハンマーでたたき、平らにならしたり、穴をあけたりするのに用...
へし‐あい【圧し合い】
[名](スル)へし合うこと。「押し合い—する」
へし‐あ・う【圧し合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに力をこめて押し合う。「乗客が出口で—・っている」
へし‐お・る【圧し折る】
[動ラ五(四)] 1 物に押しつけるなどして曲げて折る。力を入れて一気に折る。「腕を—・る」 2 勢いをそぐ。気勢をそぐ。「芸者らしい涼しさがなく、—・られた可愛いさであった」〈康成・童謡〉
へし‐ぐち【圧し口】
《「べしぐち」とも》苦々しく思うとき、口を「へ」の字に曲げること。また、その口つき。「—に気色して出でたりける事」〈盛衰記・一〇〉
へし‐こ・む【圧し込む】
[動マ五(四)]むりやりに押し込む。「脱棄てた服を…其のまま押入れへ—・んで」〈二葉亭・浮雲〉 [動マ下二]に同じ。「柱を少しけづりかけて、その中に—・めて」〈著聞集・二〇〉