ていきょうしせつ‐せいび【提供施設整備】
日本政府が、在日米軍の基地内に隊舎・管理棟・家族住宅・防災施設などを建設し、同軍に提供すること。日米地位協定に基づく措置で、在日米軍駐留経費負担の一部として、昭和54年(1979)から実施。FI...
とく‐じゅ【特需】
特別の需要。一般に在日米軍の発注による需要。朝鮮戦争・ベトナム戦争の際、米軍が軍事物資の買い付けなどを行ったことをいう。
にちべい‐あんぜんほしょうきょうぎいいんかい【日米安全保障協議委員会】
日米安保条約に基づいて、安全保障の基盤をなす問題について検討する閣僚級の会合。日本の外務大臣・防衛大臣、米国の国務長官・国防長官の4閣僚によって構成され、両国政府間の相互理解の促進や安全保障分野...
にちべい‐あんぜんほしょうたいせい【日米安全保障体制】
日米安全保障条約を基軸とする日本と米国の同盟関係をいう。安保体制。 [補説]非核三原則を堅持し、必要最小限の防衛力を保持する政策をとる日本は、自衛力だけでは国の安全を脅かすあらゆる事態には対処で...
にちべい‐ぎょうせいきょうてい【日米行政協定】
日米安全保障条約第三条に基づき、昭和27年(1952)に締結された在日米軍に関する細目協定。施設の提供、出入国・裁判管轄権などについて詳細に規定した。同35年、日米地位協定として継承。
にちべい‐ごうどういいんかい【日米合同委員会】
日米地位協定の実施に関して必要な協議を行う機関。日本から外務省北米局長・防衛省地方協力局長など、米国から在日米大使館公使・在日米軍副司令官などが参加する。 [補説]英語名称は、Japan-U.S...
にちべい‐ちいきょうてい【日米地位協定】
《「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」の通称》日米安全保障条約に基づいて、在日米軍に施設や用地を提...
にほん‐かんきょうかんりきじゅん【日本環境管理基準】
在日米軍が作成する環境基準。部隊や施設が人の健康と自然環境を保護することを保証するためのもので、施設・区域内での環境汚染物質の取り扱いや管理方法などを定めている。JEGS(Japan Envir...
フェン【FEN】
《Far East Network》米軍極東放送網。1945年から在日米軍向けラジオ放送を開始。1997年の米軍放送網の世界的統配により、AFNに改称された。
ふたいほ‐とっけん【不逮捕特権】
警察や検察などにより逮捕されない特権。国会議員や外交官、公務中の在日米軍兵士などが持つ。国会議員の場合、現行犯や所属議院の許諾のある場合を除き、国会会期中は逮捕されない。 [補説]国会会期前に逮...