いたましきうで【傷ましき腕】
洋画家・彫刻家の岡本太郎による油絵作品。パリ留学中の昭和11年(1936)に制作。ブルトンに評価され、昭和13年(1938)には国際シュルレアリスム展に出品。昭和16年(1941)の二科展に出品...
イタリアトルコ‐せんそう【イタリアトルコ戦争】
1911〜12年、北アフリカのトルコ領トリポリとキレナイカ(現在のリビア)をめぐる、イタリアとオスマン帝国との戦争。イタリアが勝ち、ローザンヌ条約でイタリアによる両地方の領有が承認された。トリポ...
いたん‐じ【異端児】
ある分野で、正統から外れ、特異な存在とみられている人。「球界の—」
い‐だく【唯諾】
[名](スル)人の言うことをそのまま承知すること。また、その返答。「在来の倫理に—し、在来の道徳を墨守し」〈透谷・明治文学管見〉
イダルゴ‐いちば【イダルゴ市場】
《Mercado Hidalgo》メキシコ中部、グアナフアト州の都市グアナフアトにある市場。20世紀初頭にメキシコ独立戦争の100周年を記念して建てられた駅舎だった建物を利用。現在も豪華なファサ...
イダー‐オバーシュタイン【Idar-Oberstein】
ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の都市。ライン川の支流、ナーエ川沿いに位置する。中世より水晶や瑪瑙(めのう)などを産し、商業採掘が終わった現在においても優れた宝石研磨技術で知られる。ダイヤ...
イチェリ‐シャハル【İçəri Şəhər】
アゼルバイジャンの首都バクーの旧市街。かつては二重の城壁に囲まれていたが、現在は12世紀に築かれた内側の城壁のみが残る。城壁内にはゾロアスター教、ササン朝ペルシア、オスマン帝国などの影響を受けた...
いちえんいちげん‐せつ【一円一元説】
二宮尊徳の世界観の根本思想。すべての事物は一つの根源から発生し、分化・発展して現在の無数の姿になっているという考え方。
いちがや【市谷】
《「市ヶ谷」とも書く》東京都新宿区東部の地名。市谷本村(ほんむら)町・市谷砂土原(さどはら)町・市谷八幡(はちまん)町などの町名がある。江戸時代は寺社・武家屋敷地で市ヶ谷見付(みつけ)があった。...
いちごひとふり【一期一振】
鎌倉時代の刀工、粟田口吉光の作による日本刀(太刀)。享保名物帳所載。短刀の名手として知られた吉光の銘がある希少な太刀として知られる。豊臣秀吉や徳川家康などが所有し、現在は皇室御物として宮内庁が管理。