まっし‐そうぞく【末子相続】
末子が単独で財産や地位を相続すること。西日本の農漁村や中央アジア・モンゴルの遊牧民などにみられる。ばっしそうぞく。
まっ‐せき【末席】
最下位の座席。また、その地位。下座(しもざ)。末座。ばっせき。「—に名を連ねる」
まっ‐ぱい【末輩】
仲間の末に連なる者。地位・技量などの劣った者。末派。
まつ‐い【末位】
いちばん下の地位。末席。
まつ‐の‐くらい【松の位】
《秦の始皇帝が雨宿りをした松を大夫(たいふ)に封じたという故事から》 1 大夫(五位の官)の異称。 2 江戸時代、遊女の最高の地位。大夫職(たゆうしょく)。
まつり‐あ・げる【祭り上げる】
[動ガ下一] 1 尊いものとしてあがめる。「学問の神様として—・げる」 2 周囲の人たちが運動して、いやおうなしに高い地位に就かせる。「委員長に—・げる」 3 おだてあげて特別な処遇と思わせる。...
まつり‐こ・む【祭り込む】
[動マ五(四)] 1 尊いものとしてある場所に安置して祭る。「先祖代々の墓の中に新仏を—・むからであろう」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 名目だけの地位につけて、ていよく遠ざける。「足下のような好色漢...
まね・く【招く】
[動カ五(四)] 1 合図をして人を呼び寄せる。「手を振って—・く」 2 客として来るように誘う。招待する。「歓迎会に—・かれる」 3 ある目的のために、礼をつくして来てもらう。また、しかるべき...
み【身】
《「実」と同語源》 [名] 1 生きている人間のからだ。身体。「茂みに—を隠す」「装飾品を—につける」 2 わが身。自分自身。「—を犠牲にする」「だまっている方が—のためだぞ」「—の危険を感じ...
み‐ぶん【身分】
1 ある集団・組織における、その人の地位・資格。「—を明かす」 2 封建的社会における上下の序列。「—の違いを考える」 3 境遇。身の上。やや皮肉をこめていう。「まったく気楽な御—だ」 4 人の...