ウスチ‐ナド‐ラベム【Ústí nad Labem】
チェコ北西部、ボヘミア地方の都市。ラベ川(エルベ川)とビーリナ川の合流点に位置する。10世紀ごろより交易の拠点となり、付近に水力発電所が建設されて以降は化学工業が発達。フス戦争においてフス派軍が...
ウスパヤタ‐とうげ【ウスパヤタ峠】
《Paso de Uspallata》南アメリカ、チリ中部とアルゼンチン北西部のメンドーサ地方の間にある峠。アンデス山脈を越える峠で、両国の国境に位置する。チリではベルメホ峠、アルゼンチンではラ...
うす‐まい【薄舞】
江戸時代、丹波の山本地方などで生産された刻みタバコ。薄味で芳香が強く、薩摩国府(こくぶ)タバコに次ぐ上質のものとされた。
ウスリースク【Ussuriysk/Уссурийск】
ロシア連邦東部、沿海地方南部の都市。ウラジオストクの北約100キロメートル、ラズドリナヤ川沿いに位置する。シベリア鉄道と中国・北朝鮮からの鉄道が合流・分岐する交通の要地として知られる。
うそつき‐いわい【嘘吐き祝(い)】
本州中国地方で12月8日に行う商人の行事。1年間ついた嘘が帳消しになる日だとして、豆腐汁やこんにゃく田楽を作って祝う。うそつきばらい。
うたき【御岳】
沖縄地方で、村の中心となる聖地。老木の生い茂った森に自然石などがあり、祝女(のろ)が神に祈る場所とされている。おたけ。→斎場(せいふぁあ)御岳 →園比屋武(そのひゃん)御岳石門
うだ‐がみ【宇陀紙】
大和国宇陀地方で産した厚手の楮紙(こうぞがみ)。
うち‐がみ【内神】
九州南部などで、本家の屋敷内に祭る神。関東地方北部では氏神(うじがみ)とよぶ。同族の祖霊神としての性格が濃い。
うち‐つ‐くに【内つ国】
1 都のある国。大和国。「東のかた胆駒(いこま)の山を踰(こ)えて、—に入らむと欲す」〈神武紀〉 2 都に近い地方。近畿地方。畿内。「北は近江の狭々波の合坂山(あふさかやま)より以来を—とす」〈...
ウチヒサール【Uçhisar】
トルコ中央部、カッパドキア地方の村。トルコ語で「尖った砦」を意味し、村の中央にそびえる岩山は、古くから要塞として利用された。岩山には「鳩の家」と呼ばれる無数の小さい穴があり、ぶどう畑の肥料に使う...