げいよ‐じしん【芸予地震】
瀬戸内海の安芸灘(あきなだ)を震源地とする地震。 1 明治38年(1905)6月2日に発生したマグニチュード7¼の地震。瀬戸内海を挟んだ広島県南部と愛媛県北部で被害が大きく、建造物倒壊のほか鉄道...
げんろく‐じしん【元禄地震】
元禄16年(1703)11月23日、関東地方南部を襲った大地震。江戸・小田原の被害が大きく、倒壊家屋2万余戸、死者五千余人を数えた。
こうざん‐じしん【鉱山地震】
採掘の影響で岩盤が破壊され、断層が生じることによって起こる地震。
こうぞう‐じしん【構造地震】
急激な断層運動によって生じる地震。多くの地震はこれに属する。断層地震。
こうはつ‐じしん【後発地震】
ある地点で大地震が発生した後に、引き続きその周辺地域で起こる大地震。
紺屋(こうや)の地震(じしん)
申し訳ないの意をしゃれていう語。地震で藍甕(あいがめ)が揺れて中の藍が澄まない意を「相済まない」に掛けたもの。
こ‐じしん【古地震】
地震計などの近代的な観測機器がなかった時代に起きた地震。→地震考古学
こゆう‐じしん【固有地震】
同一の震源域において、ほぼ一定の時間間隔で繰り返し発生する同規模の地震。
ごくびしょう‐じしん【極微小地震】
マグニチュード1未満の地震。人間には感じられない。→マグニチュード
さんりくおき‐じしん【三陸沖地震】
三陸海岸沖を震源地とする大地震。リアス式海岸のため津波による被害が大きく、明治29年(1896)6月15日のものでは死者2万人以上、昭和8年(1933)3月3日のものでは死者3000人以上、平成...