ばん‐どう【坂東】
《足柄(あしがら)峠・碓氷(うすい)峠の坂から東の地方の意》関東地方の古称。
ばんどう【坂東】
茨城県南西部の市。利根(とね)川に沿う。江戸時代には猿島(さしま)茶・葉タバコの産地。平将門(たいらのまさかど)の営所のあった地といわれる。平成17年(2005)3月に岩井市、猿島町が合併して成...
ばんどう【坂東】
姓氏の一。 [補説]「坂東」姓の人物坂東真砂子(ばんどうまさこ)坂東三津五郎(ばんどうみつごろう)
ばんどう‐いるか【坂東海豚】
《「はんどういるか」とも》マイルカ科の哺乳類。暖海の沿岸域にみられる。体長3.5メートルに達し、吻(ふん)は短い。背面は黒く、腹面は白っぽい。
ばんどう‐ごえ【坂東声】
坂東人に特有の音声。坂東なまり。「おおいおおい、と—で呼ばり立って」〈鏡花・草迷宮〉
ばんどう‐さんじゅうさんしょ【坂東三十三所】
関東地方にある、観音菩薩(かんのんぼさつ)を安置する33か所の霊場。→三十三所
ばんどう‐し【坂東市】
⇒坂東
ばんどう‐たろう【坂東太郎】
《坂東にある第一の川、の意》利根川(とねがわ)の異称。筑紫(つくし)二郎(筑後川)・四国三郎(吉野川)と並称される。 《江戸で利根川の方向に生じるところから》夏の入道雲。
ばんどう‐はっかこく【坂東八箇国】
⇒関八州(かんはっしゅう)
ばんどう‐むしゃ【坂東武者】
関東生まれの武士。坂東武士。勇猛で知られた。