うめたて‐こうわん【埋(め)立(て)港湾】
海底に土砂などを積み上げて作った港。東京港、大阪港など。埋め立て式港湾。→掘り込み港湾
うめたて‐ち【埋(め)立(て)地】
海・川・湖などを埋め立ててつくった陸地。
うめ‐た・てる【埋め立てる】
[動タ下一][文]うめた・つ[タ下二]川や海などに土砂を入れて埋め、陸地にする。「沼を—・てて宅地にする」
うめ‐ちゃ【埋め茶】
「埋め茶女郎」の略。
うめちゃ‐じょろう【埋め茶女郎】
遊女の等級。江戸の吉原で、太夫(たゆう)・格子(こうし)女郎・散茶(さんちゃ)女郎に次ぐ格下の遊女。散茶を薄めるのしゃれからという。
うめちゃ‐づくり【埋め茶造(り)】
埋め茶女郎を置いた遊女屋の店の造り。散茶女郎の店を改造して大格子(おおごうし)の内側を局(つぼね)座敷に仕立て、狭い庭をつけたもの。
うめ‐ばか【埋め墓】
両墓制で、遺骸(いがい)を実際に葬るほうの墓。通常、人里離れたところにつくり、墓標も簡単にする。捨て墓。いけばか。→詣(まい)り墓
う・める【埋める】
[動マ下一][文]う・む[マ下二] 1 ある部分・範囲を物でふさぐ。 ㋐くぼんでいるところに物を詰めて、くぼみをなくす。「城の堀を—・める」 ㋑穴などに物を入れ、上に何かをかぶせて見えなくする。...