ゆいま‐え【維摩会】
維摩経を講ずる法会。10月10日から7日間、奈良の興福寺で行われる。維摩講。《季 冬》「—にまゐりて俳諧尊者かな/鬼城」
ゆう【邑】
[人名用漢字] [音]ユウ(イフ)(漢) [訓]むら 1 人の集まり住む区域。地方の町や村。「郷邑・城邑・村邑・都邑」 2 諸侯などの領地。「采邑(さいゆう)・封邑(ほうゆう)」 [名のり]くに・さと
ゆうき【結城】
茨城県西部の市。鬼怒川中流域にある。中世は結城氏、近世は水野氏の城下町。結城紬(つむぎ)の産地。桐たんす・下駄なども特産。人口5.3万(2010)。
「結城紬」の略。
ゆうき【結城】
姓氏の一。 [補説]「結城」姓の人物結城氏朝(ゆうきうじとも)結城昌治(ゆうきしょうじ)結城豊太郎(ゆうきとよたろう)結城秀康(ゆうきひでやす)結城孫三郎(ゆうきまごさぶろう)結城宗広(ゆうきむ...
ゆうきけ‐はっと【結城家法度】
弘治2年(1556)下総(しもうさ)の結城政勝が制定した分国法。内容は、家臣・商人・下人などについての人身規定、訴訟・裁判手続きなど多岐にわたる。結城家新法度。
ゆうき‐ざ【結城座】
人形浄瑠璃劇場。貞享・元禄(1684〜1704)ごろ、説経節太夫の初世結城孫三郎が江戸葺屋(ふきや)町に創設したという。天保の改革後、猿若町に移転し、幕末まで存続。
糸操り人形の一座。明治中...
ゆうき‐し【結城市】
⇒結城
ゆうき‐じま【結城縞】
結城紬または結城木綿の縞織物。
ゆうき‐じんじゃ【結城神社】
三重県津市にある神社。祭神は結城宗広ほか一族の将士。病難よけの利益があると信仰されている。俗称、結城医王大明神。
ゆうき‐つむぎ【結城紬】
茨城県結城地方に産する絹織物。縦糸・横糸ともに紬糸で織り、地質は堅牢(けんろう)。絣(かすり)や縞を主とする。重要無形文化財、また無形文化遺産に登録。