ゆうき‐もめん【結城木綿】
結城紬に似せて織った木綿の縞織物。下野(しもつけ)の足利(あしかが)に始まった。足利結城。綿結城。
ゆうぎり‐いざえもん【夕霧伊左衛門】
遊女夕霧とその愛人藤屋伊左衛門。また、二人の情話を扱った歌舞伎・浄瑠璃などの一系統。歌舞伎「夕霧名残の正月」、浄瑠璃「夕霧阿波鳴渡」「傾城阿波の鳴門」「廓文章」など。
ゆう‐じょ【遊女】
1 江戸時代、公認の遊郭、また宿場などにいた娼婦。女郎。娼妓(しょうぎ)。傾城(けいせい)。 2 歌舞により人を楽しませ、また、枕席にもはべることを業とした女。白拍子(しらびょうし)・傀儡女(く...
ゆう‐じょう【邑城】
中国の城郭で、都市や村落全体を城壁で取り囲み、所々に門を設けて外部と通じるようにしたもの。
ゆえ【湯坐】
《「湯うえ」の音変化で、「うえ」は「据え」と同義かという》上代、貴人の新生児に産湯をつかわせた役目の女性。一説に、湯殿に奉仕する人、貴人の子の養育者ともいう。「栲幡皇女(たくはたのひめみこ)と—...
ゆがわら【湯河原】
神奈川県南西部、足柄下郡の地名。温泉町で、泉質は単純温泉・塩化物泉など。中世は土肥氏の本拠地。城願寺境内の大ビャクシンは天然記念物。
ゆき・く【行き来/往き来】
[動カ変]行ったり来たりする。往来する。「葦屋(あしのや)の菟原処女(うなひをとめ)の奥つ城(き)を—・くと見れば音のみし泣かゆ」〈万・一八一〇〉
ゆき‐はばか・る【行き憚る】
[動ラ四]行くのを遠慮する。行きかねる。「み吉野の高城(たかき)の山に白雲は—・りてたなびけり見ゆ」〈万・三五三〉
ゆき‐やなぎ【雪柳】
バラ科の落葉小低木。川辺に生える。枝は弓なりに垂れ、葉は柳のように細くて小さい。春、白い小花が枝上に並んで咲き、雪が積もったように見える。庭や公園によく植えられる。こごめばな。こごめざくら。こご...
ユゼス【Uzès】
フランス南部、ガール県の町。アルゾン川に面し、ニームの北方約25キロメートルに位置する。ユゼス公爵領の城郭都市として発展。11世紀から18世紀にかけて建造されたユゼス公爵の居城やサンテオドリ大聖...