うんせき‐ど【運積土】
岩石の風化物が水・風・重力などの作用で他の場所に運搬され、堆積(たいせき)して生じた土壌。移積土。⇔原積土。
えい‐りょく【営力】
地質学的現象を起こす自然の力。風化・浸食・堆積(たいせき)作用などの外的営力と、火成作用・変成作用・地震などの内的営力とがある。
えんしゅう‐だいさきゅう【遠州大砂丘】
静岡県南部、御前崎付近から天竜川河口西方にかけての砂丘群。遠州灘(えんしゅうなだ)の沿岸流で堆積した。長さ50キロメートル、幅30〜100メートル。東から西に浜岡砂丘・千浜(ちはま)砂丘・中田島...
おう‐ど【黄土】
1 風で運ばれて堆積した淡黄色または灰黄色の細粒の土。中国北部・ヨーロッパ・北アメリカ・北アフリカ・ニュージーランドなどに分布。レス。こうど。 2 珪酸(けいさん)アルミニウムに酸化鉄を含んだも...
オスティア‐アンティカ【Ostia Antica】
イタリアの首都ローマ南西郊にある古代ローマ時代の都市遺跡。紀元前4世紀に植民都市として建設。テベレ川の河口部、ティレニア海に面する貿易港として栄え、最大時の人口は10万人を超えたとされる。3、4...
オフィオライト【ophiolite】
上位から下位へチャートを含む堆積(たいせき)岩、枕状溶岩、玄武岩、斑糲(はんれい)岩、橄欖(かんらん)岩と成層した複合岩体。海洋地殻の断片とする説がある。
オリストストローム【olistostrome】
さまざまな大きさの小岩体や礫(れき)が泥質基質に含まれた地質体。海底の未固結な堆積層が大規模な地滑りを起こすことで生じたと考えられる。
オルドバイ‐いせき【オルドバイ遺跡】
《Olduvai site》アフリカ東部のタンザニアのオルドバイ峡谷で発見された旧石器時代の遺跡。180万年以前の猿人・原人の化石や、最も初歩的な礫石器(れきせっき)および握斧(あくふ)などを出...
かいがん‐さきゅう【海岸砂丘】
海岸にみられる、風の作用で砂が堆積(たいせき)して生じた小高い丘。海岸線に平行するもの、斜交した砂丘列を作るものなどがある。
かいがん‐へいや【海岸平野】
土砂の堆積(たいせき)した浅海底が、地盤の隆起や海面の低下により陸上に現れてできた平野。海岸地帯にある海岸砂丘・三角州・扇状地などの低平な地形をもいう。