おち‐ぼり【落(ち)掘り】
《多く「落掘」と書く》河川の氾濫や津波などが起こった際、流水が地面を浸食することによって形成されるくぼ地。堤防が決壊したところにできやすい。おちぼれ。おっぽり。
おみ‐わたり【御神渡り】
冬、湖水の氷結面の一部にできる盛り上がった氷堤。気温が下がると氷が収縮して裂け、そこに下の水が上がって結氷し、気温の上昇に伴って氷が膨張して、裂け目の氷が持ち上げられる現象。古来、長野県の諏訪(...
おもい‐やり【思い遣り】
1 他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。同情。「—のある処置」「病人に対する—がない」 2 想像。推察。「奥山の—だに悲しきにまたあま雲のかかるなになり」〈かげろふ・上〉 3 思...
おもい‐わ・く【思ひ分く】
[動カ四]物事を理解し判断をする。分別する。「さばかりの色も—・かざりけりや」〈源・野分〉 [動カ下二]に同じ。「とりどりに—・けつつ、ものいひたはぶるるも」〈堤・ほどほどの懸想〉
かい【甲斐】
旧国名の一。現在の山梨県にあたる。甲州。 山梨県中西部、釜無(かまなし)川東岸にある市。武田信玄が築いた信玄堤の遺構がある。江戸時代には綿花栽培が盛んで、現在はぶどうなど果樹栽培のほか、電子...
かい‐けつ【潰決】
[名](スル)堤防などが切れて水が流出すること。決壊。「積水の—し其勢の禦ぐ可からざるに至り」〈箕作麟祥・明六雑誌七〉
カインジ‐ダム【Kainji dam】
ナイジェリア西部、ニジェール川に造られたダム。1968年に完成。高さ66メートル、堤頂の長さ8300メートルの多目的ダムで、最大960万キロワットの発電を行う。人造湖であるカインジ湖とその周辺部...
かきつ‐た【垣内田】
囲いの中にある田。屋敷地内にある田。「清き御田屋(みたや)の—の池の堤の」〈万・三二二三〉
かご‐あらい【籠洗い】
河川の水勢の強い所に蛇籠(じゃかご)を置き、流水が堤防や川底を掘り下げるのを防ぐこと。また、その蛇籠。
かご‐だし【籠出し】
川の流れを変えたり、堤防崩れを防いだりするために、川に突き出して蛇籠(じゃかご)を並べること。また、その蛇籠。