そうもくとう【草木塔】
種田山頭火の句集。昭和8年(1933)刊行のものと昭和15年(1940)刊行のものがある。
そうりん‐とう【相輪橖/相輪塔】
塔婆の一種。1本の柱の上部に相輪を取り付けたもので、下に経巻などを納める。最澄が比叡山に建てたものが最も古く、日光輪王寺のものは有名。
ぞうげ‐の‐とう【象牙の塔】
《(フランス)tour d'ivoire》芸術至上主義の人々が俗世間を離れて楽しむ静寂・孤高の境地。また、現実から逃避するような学者の生活や、大学の研究室などの閉鎖社会。フランスの文芸評論家サン...
ぞう‐とう【造塔】
[名](スル)仏塔を建造すること。
たいよう‐の‐とう【太陽の塔】
大阪府吹田市の万博記念公園内にある建造物。昭和45年(1970)に開催された万国博覧会のシンボルとして岡本太郎が制作。円筒形の胴に2本の腕と三つの特徴的な顔面をもつ。高さ約70メートル。
たじゅう‐とう【多重塔】
三重塔・五重塔のように、屋根が何層も重なっている塔。多層塔。
たほう‐とう【多宝塔】
仏塔の一形式。本来は多宝如来を安置する塔をさす。日本では上層を円形、下層を方形とした塔身の二重塔をいい、下層屋根上の亀腹(かめばら)が特徴。現存最古の例として鎌倉時代初頭の石山寺のものがある。
だい‐とう【大塔】
1 大きな塔。 2 密教寺院の七堂の一つで、大規模な多宝塔。また特に、多宝塔で、初重が円形平面のもの。根来寺(ねごろじ)大塔など。
高野山金剛峰寺の根本大塔のこと。
ダビデ‐の‐とう【ダビデの塔】
《Tower of David》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街(東エルサレム)にある要塞。西側に位置し、ヤッファ門に近い。紀元前1世紀にヘロデ王が築いた要塞に起源し、その後も十字軍やオス...
チェスタ‐の‐とう【チェスタの塔】
《Cesta》イタリア半島北東部の独立国家サンマリノ共和国、ティターノ山の山頂部にある塔。城壁に囲まれた旧市街の見張りのため、14世紀に建造。現在は古武器博物館になっている。