たん【段/壇/檀】
〈段〉⇒だん 〈壇〉⇒だん 〈檀〉⇒だん
だん【壇】
1 土を盛り上げてつくった、祭りその他の儀式を行う場所。 2 他より一段高くこしらえた場所。演壇・講壇など。「拍手を浴びて—をおりる」 3 《(梵)maṇḍalaの訳。音写は曼荼羅(まんだら)》...
だん【壇】
[常用漢字] [音]ダン(呉) タン(漢) 〈ダン〉 1 土を小高く盛り、上を平らにした所。「花壇・祭壇」 2 他より一段高くした設備。「壇上/演壇・教壇・降壇・登壇・仏壇」 3 学芸の専門家...
ち‐だん【地壇】
中国で、皇帝が大地の神を祭るために築いた祭壇。明(みん)の嘉靖帝(かせいてい)が北京の安定門外に設けた壇が有名。→天壇
てん‐だん【天壇】
中国で、天子が冬至の日に天帝を祭るために、国都の南郊に設けた祭壇。北京に現存。白大理石造りの円壇で、石階石欄を備えており、1998年「天壇:北京の皇帝の廟壇」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録さ...
とう‐だん【登壇】
[名](スル) 1 壇にあがること。特に、演説などのために壇にあがること。「講師が—する」⇔降壇。 2 受戒のために戒壇にあがること。
ど‐だん【土壇】
1 土で築いた壇。 2 茶道で、土を厚く塗った炉の内側の壁。 3 「土壇場(どたんば)1」に同じ。
にしだん【尼師壇】
《(梵)Nisidanaの音写》仏語。六物(ろくもつ)の一。座臥(ざが)のとき地に敷く方形の布。
はい‐だん【俳壇】
俳人の社会。俳人仲間の世界。
ひな‐だん【雛壇/雛段】
1 雛祭りに、雛人形や調度品などを並べて飾る壇。雛棚。《季 春》「—に桃ちりかかる四日かな/綺堂」 2 歌舞伎の大道具の一。舞踊劇のとき、長唄と囃子(はやし)の演奏者が座る二段の台。上段に長唄連...