しょう【声】
1 こえ。また、言葉。 2 漢字や日本語のアクセント。また、それを示すために漢字やかなの四隅などに打つ点。→四声(しせい) →声点(しょうてん) 3 発音の強弱・高低。抑揚。「文字(もんじ)の—...
しょう‐えん‐ぼ【声縁菩】
声聞(しょうもん)と縁覚(えんがく)と菩薩(ぼさつ)。
しょう‐きょう【声境】
仏語。五境・六境の一。聴覚の対象となるもの。
しょう‐しき【声色】
仏語。聴覚・視覚など感覚の対象となるもの、すなわち六境のこと。六塵(ろくじん)。
しょうじじっそうぎ【声字実相義】
平安前期の仏教書。1巻。空海著。成立年未詳。音声と文字とは、そのまま真理を表すとする密教の考え方を述べたもの。声字義。
しょう‐てん【声点】
漢字の四声を表すために、漢字の四隅、またはその中間につけられる点。中国に始まり、日本でも用いられる。漢字の四隅のうち、左下は平声、左上は上声、右上は去声、右下は入声を示す。のち、アクセントを示す...
しょう‐ふ【声符】
⇒声点(しょうてん)
しょう‐みょう【声明】
《(梵)śabda-vidyāの訳》 1 古代インドの五明(ごみょう)の一。文字・音韻・語法などを研究する学問。 2 仏教の経文を朗唱する声楽の総称。インドに起こり、中国を経て日本に伝来した。法...
しょうみょう‐ごえ【声明声】
声明を唱える声。また、そのような声。
しょうみょう‐し【声明師】
声明に精通している僧。