うり‐しろ【売(り)代】
物を売って得た代金。売り上げ。
売(う)り代(しろ)な・す
物を売って金に換える。売り払う。しろなす。「連年の不作つづきに、田畑大方は—・し」〈逍遥・当世書生気質〉
うり‐すえ【売(り)据え/売り居え】
家などを造作付きで売ること。また、その家。「始めて五番町の—を二十九枚で買った」〈鴎外・安井夫人〉
うり‐ぞめ【売(り)初め】
売りはじめること。初めて売ること。特に、新年の売りはじめ。初売り。初商い。《季 新年》「—や町内一の古暖簾(のれん)/虚子」
うり‐たた・く【売り叩く】
[動カ五(四)] 1 換金の必要から、損を承知で売る。「金策のために在庫品を—・く」 2 相場を下落させるために安い値で盛んに売る。「手持ち株を—・く」
うり‐たて【売(り)立て】
一定量の品物を一定期間に売ること。一般に競り売りや入札による。「所蔵美術品の—」
うり‐だか【売(り)高】
売った商品の数量。また、その金額の総計。売上高。
うり‐だし【売(り)出(し)】
1 売りはじめること。 2 新しい商品などを市場に出すこと。「新製品の—」 3 一定の期間に限って、商品を特別に安く、または景品をつけて売ること。「歳末の—」 4 知名度が高まっていくこと。また...
うり‐だ・す【売(り)出す】
[動サ五(四)] 1 売りはじめる。「指定券を九時に—・す」 2 新しい商品などを市場に出す。「新型車を—・す」 3 宣伝したり、景品をつけたりして大いに売る。「特別価格で—・す」 4 無名だっ...
うり‐だて【売(り)建て】
1 株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引で成立した売り注文。または、売り約定。⇔買い建て。 2 「売建玉(うりだてぎょく)」の略。