話頭(わとう)を転(てん)・じる
話を、今までとはすっかり違った別の話題に移す。話題を変える。「弁士は忽ち—・じて」〈魯庵・社会百面相〉
わや
[名・形動]《「わやく」の音変化》 1 「わやく1」に同じ。「—を言う」「—な話」 2 だめなこと。むちゃくちゃなさま。「せっかくの会が—になる」
わやく
[名・形動]《「おうあく(枉惑)」の音変化》 1 無理を言ったりしたりすること。また、そのさま。「随分—も遠慮なしに仰せらるる」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 子供などが悪ふざけをすること。また、そのさ...
わらか・す【笑かす】
[動サ五(四)]「わらわかす」の音変化。「こんなときに人を—・しちゃいけない」
わらじ【草鞋】
《「わらんじ」の音変化》わらで編んだ草履状の履物。足形に編み、つま先の2本の緒(お)を左右の乳(ち)に通して足に結びつけて履く。
わらわ‐すがた【童姿】
元服前の子供の姿。子供の身なり。わらべすがた。「この君の御—、いと変へまうくおぼせど」〈源・桐壺〉
わらんじ【草鞋】
《「わらんず」の音変化》「わらじ」に同じ。「—をはき」〈幸若・山中常盤〉
わらんず【草鞋】
《「わらぐつ」の音変化》「わらじ」に同じ。「—などいふ物しばりはき」〈平家・二〉
わらん‐べ【童/童部】
《「わらわべ」の音変化》「わらべ」に同じ。「—に還り愚に及ぶ」〈根無草・後〉
わり‐さま【わり様】
[代]《「われさま」の音変化》二人称の人代名詞。同等または目下の者に用いる語。おまえ。おまえさん。「—もわしが(髪ヲ)結ふ所で結はんせ」〈滑・膝栗毛・七〉