とび‐ざ【外山座】
大和猿楽四座の一。奈良の春日神社に奉仕した。のちの宝生座。
と‐やま【外山】
人里に近い山。端の山。奥山・深山(みやま)に対していう。はやま。
とやま【外山】
姓氏の一。 [補説]「外山」姓の人物外山亀太郎(とやまかめたろう)外山滋比古(とやましげひこ)外山正一(とやままさかず)
とやま‐かめたろう【外山亀太郎】
[1867〜1918]動物学者・遺伝学者。神奈川の生まれ。蚕の遺伝を研究し、メンデルの法則が昆虫でも成り立つことを証明した。また、蚕の一代雑種を発明し養蚕業発展に貢献。
とやま‐しげひこ【外山滋比古】
[1923〜2020]英文学者・評論家。愛知の生まれ。専門の英文学のほか、日本語論など幅広い分野で活躍。著書「思考の整理学」はロングセラーとなった。
とやま‐まさかず【外山正一】
[1848〜1900]教育家・詩人。江戸の生まれ。号、ゝ山(ちゅざん)。英米に留学。東大総長・文部大臣などを歴任。学制の整備、育英事業に貢献。また、共著「新体詩抄」を刊行し、日本の近代詩の先駆を...