とざま‐ざむらい【外様侍】
江戸時代、外様大名の家来。
とざま‐しゅう【外様衆】
室町中期以降、足利(あしかが)氏の一門やその本来の家臣でない諸侯の家格を表す呼称。とざましゅ。
とざま‐だいみょう【外様大名】
江戸幕府で、親藩・譜代以外の大名。主に関ヶ原の戦いののち徳川氏に臣従した諸侯。→譜代大名
と‐じょう【外城】
1 「がいじょう(外城)」に同じ。 2 江戸時代、薩摩藩の行政区画。身分的には武士である外城衆中が日常は農業を営み、地方(じかた)役人として農民を支配した。
と‐つ‐くに【外つ国】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 外国。異国。 2 畿内以外の国。「中(うち)つ国に住ましめ難し。…—に班(はむべ)らしめよ」〈景行紀〉
と‐つ‐みや【外つ宮】
《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 離宮。行宮(あんぐう)。「天皇…—にかへりおはします」〈用明紀〉 2 伊勢神宮の外宮(げくう)。「こは—の度相(わたらひ)にます神ぞ」〈記・上〉
とつみや‐どころ【外つ宮所】
1 離宮のある所。「久(ひさ)に経(ふ)る三諸(みもろ)の山の—」〈万・三二三一〉 2 伊勢神宮の外宮(げくう)のある所。「みたらし川の—」〈殷富門院大輔集〉
と‐どこ【外床】
入り口に近い方にある床。⇔奥床。「奥床に母は寝(い)ねたり—に父は寝(い)ねたり」〈万・三三一二〉
と‐の‐え【外の重】
《九重(ここのえ)(宮城)の外の意》宮城の外郭。また、衛門府の官人がいる陣。
とのむら【外村】
姓氏の一。 [補説]「外村」姓の人物外村彰(とのむらあきら)外村繁(とのむらしげる)