ほか‐ほか【外外】
[名・形動ナリ] 1 そこ以外の別々の場所。「—にては同じ顔をうつしとりたると見ゆるを」〈源・藤裏葉〉 2 別々に別れているさま。「月ごろかく—にて、渡り給ふこともをさをさなきやうに」〈源・若菜下〉
ぼう‐がい【望外】
[名・形動]望んでいた以上によい結果であること。また、そのさま。思いのほか。「—な(の)幸せ」「—な(の)出世」
ぼ‐がい【簿外】
会計帳簿に記載されないこと。
まく‐そと【幕外】
歌舞伎の演出で、幕が引かれたあと、その外側、主に花道で続けて演技を行うこと。
もって‐の‐ほか【以ての外】
[名・形動] 1 とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「—な(の)振る舞い」 2 予想を越えて程度がはなはだしいこと。また、そのさま。「事の由を人の風説(うわさ)に伝え聞て、—なる...
もん‐がい【門外】
1 門のそと。門よりそとの所。 2 その分野を専門としていないこと。専門外。
もんだい‐がい【問題外】
[名・形動]問題として取り上げる価値がないこと。問題にならないこと。また、そのさま。「彼は代表としては—の人物だ」
や‐がい【野外】
1 野原。郊外。「—活動」 2 家の外。屋外。
よさん‐がい【予算外】
1 予算に費目をかかげてないこと。また、その費目。「—で契約する」 2 予定していなかったこと。予想外。「—の買い物」
よそ【余所/他所/外】
1 ほかの所。別の場所。また、関係のない離れた所。他所(たしょ)。「—から来た人」「—を向く」「どこか—の店にいこう」 2 自分の家以外の所。また、自分の所属している団体以外の所。「—の会社の人...