よ‐なき【夜鳴き/夜啼き】
1 鳥が夜中に鳴くこと。 2 「夜鳴き饂飩(うどん)」「夜鳴き蕎麦(そば)」の略。
よなき‐いし【夜泣き石】
夜になると泣き声が聞こえてくるなどという伝承をもつ石。静岡県小夜中山(さよのなかやま)のものが有名。
よ‐ばたらき【夜働き】
1 夜中に働くこと。また、その働き。夜業。よなべ。 2 夜、盗みを働くこと。夜盗。「この街道の—」〈浄・忠臣蔵〉 3 夜間、敵を攻めること。夜攻め。〈日葡〉
よ‐みや【夜宮/宵宮】
祭りの前夜に行う簡単な祭り。本来は真夜中に重要な祭儀が行われていたが、後世は前夜祭または翌日の準備行事とみられる例が多くなった。よいみや。宵祭り。《季 夏》「身にしみて夕風きよき—かな/万太郎」
よる‐よなか【夜夜中】
「夜中」を強めていう語。まよなか。夜ふけ。「こんな—にいったい誰だろう」