いか‐な【如何な】
《「いかなる」の音変化》 [連体] 1 どんな。どのような。「—名人でも簡単にはできまい」 2 さすがの。「—先生も年には勝てない」〈藤村・夜明け前〉
[副](あとに打消しの語を伴って)どう...
いちばん‐どり【一番鶏】
夜明け方に最初に鳴く鶏。また、その声。
うちゅう‐の‐さいでんり【宇宙の再電離】
宇宙誕生から約38万年後に宇宙の晴れ上がりという宇宙空間の中性化が起こったが、それ以降に水素などの中性原子がふたたび電離した現象。宇宙の初代の天体が誕生し、水素原子を電離するほどの高エネルギーの...
えい‐どれ【酔いどれ】
ひどく酒に酔った人。よいどれ。「—の態(さま)をせよ」〈藤村・夜明け前〉
おい‐おい【追い追い】
[副] 1 順を追って。だんだんに。しだいに。「この問題は—(と)説明します」 2 引き続いて。つぎつぎと。「奥筋の方でもあの御家中方(ごかちゅうかた)には—難儀をしたとありましたが」〈藤村・夜...
おう‐か【王化】
王者の仁徳により万民を感化し世の中をよくすること。君主の徳化。おうけ。「万民を—に浴させたい」〈藤村・夜明け前〉
おう‐し【王師】
1 王の軍勢。官軍。「半蔵は—を迎える希望に燃えていた」〈藤村・夜明け前〉 2 帝王の師範。
おおき‐やか【大きやか】
[形動][文][ナリ]大きなさま。いかにも大きく感じられるさま。「—ではあってもはなはだしく高くなく」〈藤村・夜明け前〉
かい‐そく【快速】
[名・形動] 1 気持ちがよいほど速いこと。また、そのさま。「英国兵が実戦準備の—なことにもひどく驚かされた」〈藤村・夜明け前〉 2 「快速電車」の略。「通勤—」
かえり‐わた・る【帰り渡る】
[動ラ四]帰って行く。また、帰って来る。「夜明け果てぬれば、御かたがた—・り給ひぬ」〈源・初音〉