よ‐ざと・い【夜聡い】
[形][文]よざと・し[ク] 1 夜、目を覚ましやすい。めざとい。「人一倍—・く、些細な故障にも直ぐ眼を覚ますたちであるのに」〈谷崎・細雪〉 2 夜間に十分に気をつけるさま。「—・ウゴザレ」〈日葡〉
よ‐ざらし【夜晒し】
夜、戸外に出して外気にさらしておくこと。また、その物。
よ‐ざる【夜猿】
オマキザル科の哺乳類。体長約30センチ。真猿類中では唯一の夜行性で、大きな目をもつ。中央アメリカから南アメリカの熱帯降雨林に生息。
よ‐しごと【夜仕事】
夜する仕事。夜業。《季 秋》
よ‐じゅう【夜中】
一晩中。終夜。よもすがら。「悪魔は…、—刑場に飛んでいたと云う」〈芥川・おぎん〉
よ‐すがら【終夜】
[副]《「すがら」は接尾語》一晩中。よもすがら。「冬は落葉深く積みて風吹く—物の囁(ささや)く音す」〈独歩・わかれ〉
よ‐すすぎ【夜濯ぎ】
夜にする洗濯。夏の暑い盛りのころ、衣類をその夜のうちに洗ってしまうこと。《季 夏》「—の更け来し水の澄みわたり/汀女」
よ‐すずみ【夜涼み】
夏の夜、戸外に出るなどして涼むこと。《季 夏》「—に脇目もふらず犬通る/誓子」
よ‐ぞら【夜空】
夜の空。「—に輝く星」
よぞらにまんてんのほし【夜空に、満天の星】
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