お‐つや【御通夜】
「通夜」の尊敬語・美化語。
おぼろ‐づきよ【朧月夜】
おぼろ月の出ている夜。おぼろ夜。また、古くは、おぼろ月のこと。おぼろづくよ。《季 春》「人黒し—の花あかり/子規」
おぼろづくよ【朧月夜】
源氏物語の中の「花の宴」「賢木(さかき)」の巻に登場する人物。二条太政大臣の娘で、弘徽殿(こきでん)太后の妹。朱雀院の御匣殿(みくしげどの)。のち、尚侍(ないしのかみ)。
おぼろ‐よ【朧夜】
おぼろ月の夜。《季 春》「—や南下りにひがし山/几董」
お‐よる【御夜/御寝】
寝ることをいう尊敬語。御就寝。「—の後も、とみに寝られず」〈中務内侍日記〉
かいげんれいのよる【戒厳令の夜】
五木寛之の小説。雑誌「小説新潮」に連載ののち、昭和51年(1976)に刊行。ナチスドイツに迫害されたスペイン人画家の絵画の発見をきっかけに、チリのクーデターに巻き込まれていく主人公の姿を描く。
かくや【覚弥/隔夜】
古漬けを細かく刻んで塩出しし、醤油をかけたもの。江戸時代の初め、徳川家康の料理人岩下覚弥の創始とも、高野山の隔夜堂の歯の弱い老僧のために作られたからともいう。
かく‐や【隔夜】
1 ひと晩おき。 2 ひと晩ごと。 3 ひと晩ずつ神社仏閣を泊まり歩いて修行すること。隔夜参詣。隔夜詣(かくやもうで)。「鈍太郎殿は、元結(もとゆひ)を切って、—におでやったと申したが」〈虎明狂...
かり‐つや【仮通夜】
死者が亡くなった当日の夜、家族と親族で行う通夜。→本通夜
かわのうえのなつのよる【川の上の夏の夜】
《原題、Summer Night on the River》⇒川辺の夏の夜