かわべのなつのよる【川辺の夏の夜】
《原題、Summer Night on the River》ディーリアスの管弦楽曲「小管弦楽のための二つの小品」の第2曲。1911年作曲。「春を告げるかっこうを聞いて」と対を成す。木管楽器の演奏...
かん‐や【寒夜】
寒さが厳しい夜。冬の夜。《季 冬》
きそ【昨日/昨夜】
《「きぞ」か。「そ」の清濁不明》昨夜。ゆうべ。また、昨日。「ぬばたまの—は帰しつ今夜(こよひ)さへわれを帰すな道の長手を」〈万・七八一〉
きのう‐の‐よ【昨日の夜】
昨夜。また、地方により、時代によっては、一昨夜をさす。「昨夜(よべ)も、—も、そがあなたの夜も」〈枕・二九二〉
きょく‐や【極夜】
南北の極圏で、一日中太陽の昇らない状態が続く現象。南極で5月末から、北極では11月末から、それぞれ約1か月半続く。→白夜
きよしこのよる【清しこの夜】
《原題、(ドイツ)Stille Nacht, Heilige Nacht》クリスマスキャロルの代表曲。オーストリアの教会音楽家、グルーバーの作曲。
きよめられたよる【浄められた夜】
《原題、(ドイツ)Verklärte Nacht》シェーンベルクの弦楽六重奏曲。1899年作曲。1917年に弦楽合奏版がつくられた。作者の初期の代表作として知られる。浄夜。
ぎや【祇夜】
《(梵)geyaの音写。応頌(おうじゅ)・重頌と訳す》十二部経の一。経文の中で、散文で述べたところを、もう一度韻文で述べる部分。
ぎわくのよる【疑惑の夜】
飛鳥高の推理小説。昭和33年(1958)刊。
ぎんがてつどうのよる【銀河鉄道の夜】
宮沢賢治の童話。生前未発表。昭和16年(1941)刊。貧しい少年ジョバンニが、級友を救おうとして溺死(できし)した親友カムパネルラとともに、夢の中で銀河鉄道に乗って宇宙を旅するという幻想的な作品。