あさ‐がお【朝顔】
1 ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎は左巻き。葉は大きな切れ込みがある。夏の朝、らっぱ状の花を開く。種子は漢方で牽牛子(けんごし)といい、緩下剤などに用いる。東アジアの原産で、奈良時...
あじさい【紫陽花】
ガクアジサイから日本で改良された園芸品種。高さ1〜1.5メートルの落葉低木。葉は大きな楕円形。初夏、淡青色から淡紫紅色に変わる萼(がく)のある小花が、球状に集まって咲く。庭木にする。八仙花(はっ...
アスペリティー【asperity】
《原義は荒々しさの意》断層面やプレートの境界面のうち、通常は強く固着しているが、地震が起こった際に大きなすべりを生じ、震源域となって強い地震波を出す箇所。
アズルー【Azrou】
モロッコ中北部の町。フェズとマラケシュを結ぶ道とサハラ砂漠に南下する道が通る、交通の要地。ベルベル語で「岩」を意味し、集落の西に大きな岩山があることに由来する。大モスク、工芸博物館がある。
あそうぎ【阿僧祇】
《(梵)asaṃkhyaの音写。無数・無央数と訳す》 1 数えられないほどの大きな数。 2 数の単位。10の56乗。一説に、10の64乗。→位(くらい)[表]
あ‐たいりく【亜大陸】
1 大きな半島などのように、大陸の一部で、地理的に他の部分と区別される一区画。「インド—」 2 大陸ではないが、島の中でも比較的大きなもの。グリーンランドなど。
あつもり‐そう【敦盛草】
ラン科の多年草。日当たりのよい山中の草地などに生え、高さ30〜50センチ。茎の中ほどに幅広の大きな葉が数枚互生する。初夏に大きな袋状の花を1個開き、花色は紅紫色のほか淡紅色・白色がある。名は、花...
アナログ‐ていは【アナログ停波】
日本国内における地上デジタルテレビ放送への移行に伴い、従来のアナログ方式のテレビ放送(地上アナログテレビ放送)が終了すること。平成23年(2011)7月24日、東日本大震災で特に大きな被害を受け...
アノマロカリス【(ラテン)Anomalocaris】
《奇妙なエビの意》古生代カンブリア紀に登場した海棲の無脊椎動物。体節と櫂に似た鰭(ひれ)のような構造が見られ、頭部に大きな鋏(はさみ)状の付属肢をもつ。体長は0.6〜1メートル。カンブリア紀最大...
アバダン【Abadan】
イラン南西部、フーゼスターン州の港湾都市。ペルシア湾に注ぐシャッタルアラブ川の東岸に位置し、大製油所がある。石油の積み出し港として有名。イラン‐イラク戦争において、約1年間イラク軍に製油所が包囲...