たい‐がん【大願】
《「だいがん」とも》 1 大きなことを成し遂げようという願い。 2 仏語。仏が衆生(しゅじょう)を救おうとする誓願。
たい‐き【大器】
1 大きな入れ物。⇔小器。 2 人並みはずれてすぐれた才能・器量。また、それのそなわった人物。大人物。「未完の—」⇔小器。
たいき‐ばんせい【大器晩成】
《「老子」四一章から》大きな器が早く出来上がらないように、大人物は世に出るまでに時間がかかるということ。
たい‐きょ【大挙】
[名](スル) 1 多数のものが一団となって行動すること。副詞的にも用いる。「—襲来する」「—しておしかける」 2 大規模な企て。大きな事業。「全国制覇の—」
たい‐きょく【大曲】
1 規模の大きな楽曲。⇔小曲。 2 雅楽で、規模・格式から大・中・小に分けたうちの最上位の曲。唐楽と高麗楽(こまがく)に4曲ずつある。
たい‐きん【大金】
多額の金銭。大きな金高(きんだか)。「—をはたく」
たい‐ぎ【大疑】
大きな疑問。大いに疑うこと。
大疑(たいぎ)は大悟(たいご)の基(もと)
大いに疑問を持つことは、のちに大きな悟りをひらくもとになるということ。
たい‐ぎょ【大魚】
大きな魚。大鱗。
大魚(たいぎょ)を逸(いっ)◦する
大きな手柄を立てそこなう。また、大きな利益を手にしそこなう。