ぜん‐や【前夜】
1 前の晩。昨夜。 2 ある特定の日の前の晩。また、大事件などの起こる直前。「クリスマスの—」「革命—」
糟糠(そうこう)の妻(つま)は堂(どう)より下(くだ)さず
《「後漢書」宋弘伝から》貧しいときから苦労をともにしてきた妻を、富貴になってからも大事にして見捨てない。
総領(そうりょう)の甚六(じんろく)
長子は大事に育てられるので、その弟妹よりもおっとりしていたり、世間知らずであったりするということ。
そこ‐ぢから【底力】
ふだんは表面に出ないがいざというときに出てくる強い力。「大事な場面で—を発揮する」
その‐こと【其の事】
取り立てていうような事柄。大事な用事など。「用ありて行きたりとも、—果てなば、とく帰るべし」〈徒然・一七〇〉
そん‐めつ【存滅】
存在することと滅亡すること。「霊魂の—に関するがごとき一大事」〈倉田・愛と認識との出発〉
大廈(たいか)の材(ざい)は一丘(いっきゅう)の木(き)にあらず
《王褒「四子講徳論」から》大きな建物は、一つの山の木だけでできているわけではない。大事業は必ず大勢の力によって成就するもので、決して一人だけの力でできるものではないということ。
たい‐ぎ【大儀】
[名・形動] 1 即位式・朝賀など、朝廷で行われる最も重要な儀式。大典。→中儀 →小儀 2 重大な事柄。大事なこと。「—の前の小儀」 3 やっかいなこと。また、そのさま。おっくう。めんどう。「今...
大義(たいぎ)親(しん)を滅(めっ)す
《「春秋左伝」隠公四年から》君主や国家の大事のためには、肉親の情をも顧みない。大義のためには親兄弟をも犠牲にする。
たい‐こう【大行】
1 すぐれたおこない。また、大事業。 2 「大行天皇」の略。